日テレドラマ『mother』〜感想、虐待について〜

実母とその彼氏から虐待をうける子供を誘拐し、
自分の子供として育てる決意をする女性。
そして、彼女をとりまく、たくさんの母性の形。




かなり、かなり、痛くてしみるドラマでした。
そして、とても大事なことを、誇張することなく、
淡々と教えてくれるドラマでもありました。
けしてハッピーエンドではないこのドラマですが、
心底、見てよかったと思える、秀逸な作品でもありました。


まず、このドラマのテーマの一つ、虐待について。
人間としてはまだまだ若輩者ながら(?)、
今回のドラマを通して、真剣に考えてみました。



うちにはまだ子供がいません。
なので、子育ての大変さを、
ほんとのほんとに知っているかというと、
まだ想像する事しかできません。
ただ、身近に小さい子はたくさんいますので
(親戚関係、友達の子供など)
子供がただただかわいいだけじゃない、
育てる上で大変なこともたくさんある、ってことも容易に想像できます。
体力気力ともに限界を超えることも多々ある、ということも、
想像できます。


そのうえで、
あえて、感想を述べますが


「それでも虐待は許せない」。


親も最初から『虐待をしよう』と思って子供を産むわけありません。
ただ、少しずつ、少しずつ、
生活の歯車が、心の歯車が狂いだし、
親の心の余裕が失われた先に、壊れた関係が待っていた。
虐待をする人の、おそらく大部分の親が、
自分の生活も追い詰められていたんだ、と言い訳することでしょう。


でも、やっぱりそれは、言い訳でしかない、んですよね。。。
自分が追い詰められていたから、
だから、自分より弱い子供を犠牲にしていい、なんてわけがない。


このドラマの、虐待する母親『道木仁美』は
夫と死別したところから少しずつ生活が狂い始め、
結局、同居することになった恋人とともに
自分の娘を虐待するまで至ってしまいますが。


同情すべき点はいくつかあるものの、
結局は
『自分の寂しさを埋めてくれるだけの人間を
 恋人に選んでしまった浅はかさ』による
自業自得な事件に思えてしまいました。


離婚や死別で、ひとり親になった母親だから、といって、
女性の部分を捨てろとは思いません。
母親だって人間ですから、自分の心の支えを探したくなるのはわかります。
「母親になっただけ」で、人生のいろんな犠牲を当然と思われてしまう社会通念は、
おなじ女性として正直つらいな。。。と思うところもあります。


でも、相手は選ばないとあかんやろ、と。


この母親は、ただ、
自分の「今のさみしさ」を埋めてくれるというだけで、
この恋人を選んだ。
自分の恋人が、そのまま、自分の子供にとっても家族になるということを考えなかった。
(この恋人が、相手の子供のことまで考えてる人だとしたら、
旅行のときに子供をおいてこさせるなんてしないはずですよね)


この時点で、すでにもう、
母親であることを放棄してると思う。。。


世の中には、子連れ再婚でも幸せなご家庭がたくさんあります。
相手の子供をも大切に守ってくれる、そういう人もたくさんいます。
そういう人たちは、もちろん根底に恋愛感情があるうえで、
自分たちが家族としてやっていけるか、
そしてきっと、子供についてもたくさんの議論をし、
少しずつ新しい家庭を築いていくんだと思います。


いま、テレビをつけると、
毎日のように虐待のニュースが流れてきます。
ちょうどこのブログを書いている時期、
大阪で乳幼児2人を餓死させた母親の事件がありました。
彼女自身にもたくさんの事情はあったのでしょうが、
結局は「母親であることを放棄した」ために起きた許しがたい事件です。。。


ほかにも、このドラマのように
恋人と一緒に自分の子供を虐待死させた母親の話は
ほんとによく聞くようになりました。。。
これも「母親であることを放棄した」事件といえるでしょう。
(もちろん父親からの虐待も少なくなく、それもとても許せるものではありません。
 ただ、離婚などによる別居などの場合には、
 親権が母親に認められることが多い以上、
 母親による虐待のほうが可能性は高くなってしまうと思います。。)


もし、自分が選んだ相手(恋人)が、
自分の子供の命を脅かす存在になったとしたら、
そのときはどうか、その現実から目をそむけないでほしいです。
そして、なにかできることはないか、
話し合う、別れる、警察に相談するなど、
なにかしらの手を怖がらずに打ってほしいです。。。
子供には、とくに小さな子供には、
自分を守る術さえありません。
なにも起こっていない、自分は気づいていない、と
無視することも、虐待に参加していることと同じなのです。。。
『女性であること(恋人をつくるなど)』は、
『母親であることを放棄すること』ではないはずです。



あと、もうひとつ。
これとは別に、
自分に余裕がなくなってやってしまう虐待もあると思います。
これは、ひとり親だけでなく、
両親がそろっていても、
母親だけが育児で追い詰められていたりという場合でも起こる、
これこそ前記の「恋人による子供虐待」よりもっと、
たくさんの家庭で起こる可能性が高いケースだと思います。


これに関しては、もう、これしか言えません。。。
「どうか、いろんな人に『助けて』とサインを出してください」と。。


自分はもう限界です、どうか助けてください、と
周りに訴えることは決して恥ずかしいことじゃないと思います。
誰だって、しんどいときもありますし、
限界を感じて自己嫌悪に陥ったり、
目の前の子供を可愛く思えないときだってあると思います。
だからこそ、恥ずかしいこととして抱え込むんじゃなくて、
少し、少しだけでも休んで、
自分を取り戻す時間を得るための「助け」を求めていいと思います。


親、義理親、親族に助けを求められない人は、
行政を利用したらいいし、
少しお金は発生してしまいますが、
数時間だけ預かってくれるような一時保育とか、
なにかしらの手があると思います。


自分でどうにかしなきゃ、とか、
預けるなんて親としてダメなんじゃないか、とか、
思ってしまうかもしれないですが、
そのまま自分が子供と向き合い続けることで、
子供になにかしらの害が加えられるくらいなら、
少しでも手放して、自分をリセットすることのほうがよほど大事だと思います。


もし「一線を越えそうになってしまった」と思う瞬間があったら、
それはきっと限界が近いサインだと思います。
どうか、自分でなんとかしようと無理に抱え込まずに、
周りに助けを求めてください。


それが結果的に、
あなたの、そして子供さんの笑顔につながるでしょうから。。。


少しでも多くの、虐待されている子供たちに
幸せな未来が待ってますように。。
私も、もし「ん?」という子に出会ったら、
臆することなく手を差し伸べられるような勇気を持ちたいです。




〜〜〜〜


こんなえらそうなことを書いていますが、
実はこのブログ、将来、
自分が親になったときに読み返すためにつづっている部分も多いです(特に後半部分)。


いつか我が家に子供ができ、
子育てに体力気力の限界がきたときには、
恥ずかしがらずにたくさんのひとに助けを求めよう、
もし辛くて、子供にあたるようになったら、
振り切ったメーターをリセットするためにも
どうか思い切って助けを求めよう、
それは決して恥ずかしいことじゃないから、
と、未来の自分にむけてメッセージ残してる感じでもあります。


もしかしたらその時
「こんなこと書いて、まだまだ甘かったね」と
舌打ちするかもしれませんが(苦笑)、
それでも、限界を超えない育児を心がけ、
しつけと暴力をはき違えない冷静さを失わないよう
どうか努力してほしい、そう、未来の自分に願います。







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日テレドラマ『mother』〜感想、ドラマ自体について〜

もー、とりあえず、
毎週毎週「ブワッ・゚・(ノД`;)・゚・」で大変でした(汗)。
テーマが『虐待、母性』と重く、
ドラマ自体もとても繊細に、それでいて淡々と続いていくので、
軽い気持ちで見れるものではありませんでした。(毎週正座)


芦田愛菜ちゃんが演ずる「つぐみ」が、
それはそれは可愛くて。
だから余計に、実母(とその恋人)からの虐待という残酷さが
胸に迫ってきました。


虐待に関する感想は、ひとつ上の記事で、
恥ずかしげもなく(*ノノ)キャ
長々と語ってしまいましたので、
ここでは、それ以外の母性について、触れたいと思います。


まず、松雪泰子さん演ずる「鈴原奈緒」の母性。
それは、虐待を受ける道木怜南(後のつぐみ)を保護することから
"芽生える母性"。
他人の子に母性を持ってしまったことが犯罪だ
後々ドラマ内で藤吉にも指摘されてしまいますが、
それは「単なる同情」などをはるかに超えた、
理屈では語れない硬い何か、だったと思います。
もしかしたら、自分が母になることによって、
自分自身が実母に捨てられた事実を凌駕するほどの「存在意義」を得ることができたのかなぁ、と想像しながら見てました。


次に、高畑順子さん演ずる「鈴原籐子」の母性。
奈緒を養子に迎え、日々を積み重ねることで育まれた"紡ぐ母性"。
産むだけでは母親になれない、育てて初めて「母」になれる、と
よく言われますが、
彼女もその体現者の一人だと思います。


逆に、田中裕子さん演ずる「望月 葉菜」の母性は"守り抜く母性"。
彼女の真意が最終回でわかった時、思わず身震いするほどの深い母性を感じました。
ああ、そうか、と。
奈緒を捨てざるを得なかった彼女を支えていたのも、やはり母性だったのか、と。
(籐子が自分の子供たちを守ろうとしたのも、この母性ですよね)


積み重ねた絆による母性(籐子)も、
生まれた時からつながった絆による母性(葉菜)も。
どちらもほんもので、
どちらも深くて大きなものなんですよね。


まだ子供のいないぷにえにとっては、
奈緒の妹、酒井若菜さん演ずる「鈴原芽衣」のなかに
少しずつ母性が芽生えていく過程が、
とてもわかりやすかったです。


このドラマには、ほんとにたくさんの形の母性が詰め込まれていて、
派手ではないけれど(誘拐自体は大事件で犯罪、ですが。。。)
しっかりと丁寧に、ひとつひとつ忠実に描かれているように感じました。


最後のほうは、
「なんとかして、つぐみちゃんと奈緒を一緒に住ませてあげる
方法はないのか!?」
と、もんもんと悩んだりして。
命を救ったんやから、捕まえんでももういいやん!
とか思ったりもして。。。
でも、やっぱり、許されることじゃないとわかっていて。


だから、
このドラマの最終回は、
せつないけれど、とても納得のいくものでした。
(もし最後がお涙頂戴のハッピーエンドだったら、
 ちょっと受け入れられなかったかも。。。
 二人とも犯罪ってわかってての行動でしたし、ね。
 最後まで、丁寧に現実を追及した姿勢に感動しました。)


あの二人がどのような時間を経て、
最後のシーンで再会することになったのか、
いまは想像することしかできませんが、
あの逃亡生活はとても短いものだったけど、
その時間につぐみ(怜南)に奈緒の母性が伝わって、
だからそのあとも長い時間、想い合えたのだろうなぁ、と思います。


何かを買ってあげる、とか(たとえばドラマのハムスター)
長い間一緒にいる、とか(道木仁美)
そういうことよりも、
「あなたが大事、あなたを守る」という気持ちを込めて接することが
はるかに子供の心に届く、そういうことを教えてもらった気がします。


以前の、同じ日テレ水10『アイシテル〜海容(かいよう)〜』もそうでしたが、
ドラマの枠をはるかにこえて、真剣にいろいろ考えるドラマもすごくいいと思います。
ただワーワー楽しいドラマも、見てて楽しいっちゃー楽しいのですが、
こういう、丁寧に作られた、真剣に(正座して)見るドラマが、
できたら1シーズンに1つくらいあるといいなぁ、と
ドラマファンとしては願ってやみません。
(毎回見た後、考えすぎて頭ずーんってなりますけどね(*ノノ)キャ)



もし、motherをテレビで見れなかった人がいらっしゃったら、
ぜひ、一度、
できればしっかり見てみてほしいです。
女性はもちろん、男性にもぜひ見てほしい、すごく丁寧なドラマです。
悲しい事件がたくさんある昨今ですが、
motherを見た人が、少しでも、
虐待は他人事じゃないんだ、とわかってくれることで、
防げる悲劇もあるんじゃないかなぁ、と期待してしまうほどのドラマです。
そして、きっと、
つぐみちゃんからの電話のシーンで大泣きすること間違いなしです。


どうか、たくさんの子供が、幸せになれますように。




━━━━━━だいじ、だいじ。
         だいじ、だいじ。━━━━━━








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日テレドラマ『mother』DVD-BOX情報

「私、あなたの、お母さんになろうとおもう。」

実母とその恋人から虐待を受ける教え子を、誘拐した教師。
逃亡生活のなかで徐々に育む「疑似母子」関係から、
ほんとうの絆になるまでの『母性』の物語。

登場する女性たちが、それぞれに母性を抱き、
時にぶつかり合い、時に守り合いながら成長していくさまを、
静かに、淡々と、しかし力強く描いています。

ストーリーだけでなく、
人物描写や事件背景など、細部にわたって
とても丁寧なつくりになっており、
見終わったあとも、ながく、ながく心に残る大切な物語となるであろうと思います。

女性はもちろん、できればぜひ男性にも見てほしい作品です。


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日テレドラマ『mother』出演者

*********************

鈴原 奈緒 ・・・ 松雪泰子

藤吉 駿輔 ・・・ 山本耕史
鈴原 芽衣 ・・・ 酒井若菜
鈴原 果歩 ・・・ 倉科カナ
道木 怜南 ・・・ 芦田愛菜

道木 仁美 ・・・ 尾野真千子
木俣 耕平 ・・・ 川村陽介
柚川 珠美 ・・・ 市川実和子
加山 圭吾 ・・・ 音尾琢真
藤吉 健輔 ・・・ 田中 実
浦上 真人 ・・・ 綾野 剛

鈴原 籐子 ・・・ 高畑淳子

望月 葉菜 ・・・ 田中裕子

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日テレドラマ『mother』主題歌&サントラ

ドラマ『mother』の主題歌、
hinacoが歌う"泣き顔スマイル"は、
ドラマに合った、とても切ない歌です。
hinacoさんの歌声もそうですが、
歌詞がとても切ないです。
(ドラマ見てるときは、ドラマに必死で
 実はあんまり歌詞まで聞いてなかった(*ノノ)キャ
 あとで、歌詞を知って(ノ゜ο゜)ノおお!ってなりました)



〜「泣き出したっていいよ」
  いつも泣き虫の私でも
  出来る事がある
  どんな時もそばで
  君の頬を拭ってあげる
  二人はいつも
  泣き顔スマイル 〜




このサビの部分が、ドラマの内容と相まって、
余計にいろいろ考えさせられます。
できたら、自分の大切な人
(恋人とかだけじゃなく、もっと広い意味での「大切な人」)
を思い浮かべながら、
しっかりじっくり聞いて欲しい、
そんな曲です。





 
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hinaco/泣き顔スマイル(CD)

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